日本語0PI研究会主催:公開シンポジウム「ACTFLプロフィシェンシー・ガイドライン創設40周年記念」

8月18日(木)に、日本語OPI研究会主催にて「ACTFLプロフィシェンシー・ガイドライン創立40周年記念講演会」が開催されます。言語熟達度をはかるガイドラインの歴史、進化、影響などについて解説があります。
ACTFL(米国外国語教育協会)は、1982年にETS(教育試験サービス)等との協力によって、「ACTFL暫定版プロフィシェンシー・ガイドライン」を作成しました。同時に、第1回のOPI(Oral Proficiency Interview)テスター養成ワークショップが開催されました。これは、フランス語とスペイン語が対象言語でしたが、これをきっかけにして、スピーキングに関するプロフィシェンシーへの関心が高まっていきました。
こうした流れについては、『OPIによる会話能力の評価~テスティング、教育、研究に生かす~』(2020、凡人社)の終章「OPIの過去、現在、未来」(三浦謙一)に詳しく記されています。「終章:おわりに」から一部引用します。
筆者はACTFL-OPI、ILR、OPI、WPT、OPIc、AAPPLに関わってきましたが、それらを通じて感じることは、日本語学習の目的は過去20年間で非常に多岐にわたるようになったということです。……中略……学習者のプロフィシェンシーの幅も広くなってきたようです。このように多様化する学習者のニーズに応えるため、より多くの教育者がプロフィシェンシーの概念を教育、アセスメント等に応用していくことを願ってやみません。(p.243)
シンポジウムでは、後半にスウェンダ―さんと三浦さんとの対談、質疑応答タイムも予定されています。プロフィシェンシー・ガイドラインに関心のある方は、ぜひご参加ください。
お知らせ → Webinar_flyer_20220818
申し込み → https://forms.gle/
【申込締め切り】8月7日(日) *定員に達し次第、受付終了